旅館モーニング
久々に布団で寝れるから7時までバッチリ寝ようと思ったのにまた5時に目が覚めてしまった。
天気予報を見ると曇りのち雨。
しかし留萌のあたりは雨が降らないらしい。
来た道を戻るようでなんかアレだがオロロンラインを南下するのがよさそうだ。
日曜は晴れるようなので道央を抜けて道東に行く感じにしよう。
曇ってる
旅館の朝ごはんはやっぱりいい。いくらもついてるし
サイバーチキンの卵。品種改良の賜物で、最近の鶏は産んだ卵に賞味期限が印刷できるようになっている(大嘘)
お世話になりました
送迎があるのを知らなくてフェリーターミナルまで歩いて行く気だったので送ってもらえたのはとてもよかった。荷物重いし。
さよなら利尻島
重い荷物
フェリーターミナルで少しぼんやりしたらすぐに乗船だ。今は武漢肺炎(よく言われている名称で書くと嘘医療記事のガイドラインに引っかかってgoogleから怒られるかもしれないのでこの表記にしている)対策の一環で二等指定席が開放されているのでそっちに座った。
距離、とってる?
雑魚寝も悪くないけどせっかくなら席に座りたい。
窓際に陣取りテレビを眺めてたらハチが飛んできた。
外に出たいようだが何故かおれの頭に執拗にとまろうとするので追い払う。
窓の外を見てしばらくうろうろしたあとまたどこかへ飛んでいった。
「外に出たいハチ!」
さよなら利尻富士 おしゃれ便所プレート 稚内フェリーターミナルに到着! なると屋リベンジ
さて、雨に降られる前にさっさと行かねば・・・
と思った矢先にすげー勢いで降られた。
慌ててカッパを着て雨をしのげるところに・・・行く前に止んだ。
なぜ北海道は寒いのに濡れたカッパを着るとこんなに暑苦しいのか。
もう心が折れたのでここに泊まっちゃおうかと思ったが雨の中あの棺桶のようなテントでキャンプするのは嫌だったので近くの旅館に泊まることにした。
アポなしだがなんとかなるだろうと軽い気持ちで行ってみる。
入って挨拶してみたところ、そこの主人はおらず何故か近所の人が座っていた。
留守番だから今どれだけ部屋が埋まってるとか知らないから泊まれるかどうかわからないと言われてしまった。
さてどうしたものかとるるぶトラベル(これがまたよくバグる)で近隣の旅館を調べてみると「笠井旅館」がヒットした。
笠井旅館
ぼんやりと小雨の中を走って行くと旅館が見えてきた。
看板の近くで数人のマダムが立ち話しているところで旅館の前にバイクを停めると、マダムたちが集まってきた。
宿泊?ときかれたのでそうですと答えると、そこの女将さんを呼びに行ってくれた。
無事チェックインを済ませることができた。
荷物を置いて鍵をしめて・・・おっといけない忘れ物開かねえ。
手元のキーを見ると「つばきの間」
部屋には別の花の名前。
オゥ、エマージェンシー。
鍵を使わずに閉められるタイプの戸だったので閉めるまで気づかなかった。
仕方ないのでフロントに女将さんをいねえ。
しまった、またどこかへ行ったか。
じたばたしても仕方ないので辺りを散歩することにした。
なあにそのうち帰ってくるさ多分(不安)
案内板
その後女将さんが帰ってきていたので訳を話して鍵を変えてもらって無事に戻れた。
けっこう広い
トイレは昔懐かしい次の人のために引っ張っといてタオル 友近ともう中のローカル番組 控えめに言って狂気 デブののみもの。おいしい。
旅館の廊下。雰囲気◎ 食堂 朝と夜で別の部屋
晩ごはん
晩ごはんの時間になったので食堂に行くとなにやらおいしそうな予感のする固形燃料
固形燃料があるってことはおいしいものが出るってことだ イカときゅうりの酢の物。この赤いイカがどうもローカルめしらしい。 さばの味噌煮。青魚大好き 猿払と言えばホタテよね。 運ばれてきたお料理には 松茸の茶碗蒸し 鹿鍋。朝ごはんもついて1万しないってマジっすか!?
この時、2人のバイカーさんが来ていた。
なかなか気合の入った技術者の人だった。
年間売上が1000万に届く気配がまったくないへっぽこエンジニアとしては尊敬の眼差しを向けるしかあるまい洗濯機と乾燥機もあって長期滞在も安心
明日は晴れればいいが果たしてどうなるかな?
つづく