*この記事は飽くまでYAMAHA XV250Sビラーゴを例に取った作業ですので、他車種の方は参考程度にしておいてください。
パニアケースをつけよう!
バイクにちょっとした積載が欲しいということはバイカーなら誰しもが経験があると思います。
北海道に行ったときはこんな荷物を積んで走ってましたがキャリアに乗せすぎるとキャリアがカチ折れます。
そりゃ荷物を乗せたいなら車で行きゃいいじゃんという方もいるでしょう。
しかしバイクで出た先でたまたまいいものを見つけたり、はたまた長旅のために車載工具を乗せたい、雨具を乗せたい、そもそもバイクに積載をすることに興奮を覚えるなど様々な理由でバイクに荷物を乗せられることに損はありません。
しかしサドルバッグはバイクを山道のヘアピンカーブで倒し込むと地面に擦れたり(つけるのが下手なだけかもしれないが)、チェーンでこすっちゃったりして穴が開きがち。
そこでパニアケースを、できるだけ安くつけられないかというのが今回のテーマでして。
今回はトランク込みで片方7000円くらいでつきました。
そもそも何故テレビ用の金具なのかというと、なんとなしにテレビ壁につけれたら楽なんだけどな~とか思いながら調べているとこちらの商品のレビューに書いてあったのです。
こんなこと書いてあったのです。
ざっくりと箱に穴を開けてボルトで固定すればできるようです。
これはやってみるしかないなと意気込んで、チャレンジをはじめました。
取り付ける箱は鞄以外にもホムセン箱や木箱など好きな箱を取り付けましょう。
鞄が5000円くらい、あと金具が2000円程度でした。
必要なもの
工具
8~14ミリくらいのものがあれば足りると思います。
ツールセットになっているものがオススメ。
硬いボルトはこれで緩めましょう。しっかり締めたい時も!フェンダーに取り付けるときしかり付けるのに使います。
鞄にボルトを通す穴を開けるのにドリルが必要になってきます。
M6を通せる太さのものを使いましょう。
今回使用するのはこの日本語の怪しい説明書つきの金具。使用に差し支えはないが細かいところの精度はイマイチ。
ホムセンで買った金具たち
今回使った金具
うちのビラーゴは車体につけるためにあらかじめ車体についていたボルトと同じ太さの長めのボルトを使いました。
太さが分からない方は車体から外してホームセンターにもっていけば金具コーナーに太さを測れる台があるのでそれを使いましょう。
具体的な内訳は以下の通り
金具類(片側)
- M6ボルト30mm 10本
- M6フランジナット 10個
- パワープレート 1~2本 車体の大きさと相談して手ごろなものを買ってください
- L字型金具 必要か分からないけど不安だったので
- 鉄アングル 鞄の裏側の補強に。多分無くても大丈夫
うちのバイクには必要だった金具
- M10ボルト 100mm
- M8ボルト 100mm ウィンカー穴を利用。
- M10・M8長ナット サスペンションに干渉するので間をあけるために使用。
無くてもいいけどあるととても便利なもの
電動インパクトレンチ
無くてもいいけどあったら作業スピードアップ。ドリルの代わりにもなります。
グラインダー
切ったり磨いたり。あんまり使わなかったけど今回のために買ったから意地でも使う!
グラインダー作業台
グラインダーで安全に切りたい人のために。今回の(中略)
ワークベンチ
これに乗せれば腰が痛くない
車体側の組み立て
テレビ金具のベース側を車体側につけます。
こんな感じ。剛性が心配なのでこの後斜めに×型に鉄アングルを切ったものを補強に使いました。
サスペンションに触らないように長ナットを入れます。この辺は各自工夫してください。
長ナットを付けたらフェンダーの裏側からナットを取り付け、メガネレンチでガッチリと締めつけましょう。
でないと走ってる最中ガタつきます。
鞄側の組み立て
取り付ける穴を開ける前に位置を合わせておきましょう。これをしないとズレます。
車体につければ見えないので極太マッキーなどで印をつけておきましょう。
穴の位置が定まったらドリルで開けましょう。
必要ないとは思いますが念のため補強をしておきます。
家にあったパワープレートをグラインダーで切って使いました。
無くてもいいかも
裏側も鉄アングルで補強します。これもせっかくグラインダーを買ったので切って使います。
グラインダーが無いなら短いものを2本買えば事足ります。
裏側をフランジナットで留めます。
これで完成です。
完成!
取り付けるとこうなります。
上から差し込むだけなので付け外しは楽です。
心配な方は下側に開いた穴にネジを差し込む穴があるので、蝶ネジなどを差せば安心できるかもしれません。
試しに蝶ネジ無しで石川から福井まで走ってみましたが特に問題ありませんでした。
鞄選びの注意点
レザートランクなどをつける際はなにかプリントされているものは注意した方がよさそうです。
恐らくプリンターなどで印刷しているのか濡れるとネチャつきます。
購入したトランクは雨に濡れて色がとれてしまいました。
こんなんなるで!