生ガキはその辺の道の駅で食べるような夏のしょっぱいカキではなく、塩気控えめでカキ自体の味を存分に楽しめた。
真ん中にカキ酢?があってだしの効いた酢で食べるのもアリだと言われた。
せっかく用意してくれていて悪いが個人的にはやっぱりレモンでいただく方が美味しかった。
岩ガキではなくマガキを生で食べるのは初めてだったが非常に美味しかった。
ミルクスパゲティは生ガキを食べた後のせいか、ただのスパゲティだった。
たしかに乗ってるカキを食べるとなんとなくカキだなーと思うけどそれ以上の感想は出なかった。
最初にでていればもしかしたら…!
カキフライは大粒のカキフライをレモンかタルタルソースでいただく。
カラッと揚がったカキフライはほどよい火の通り具合で、でかいからかカキ食ってます!という満足度が高かった。
上アゴをヤケドしたが後悔はしていない。
焼きガキはやっぱり焼きガキだ。
どこで食べても美味しい。
地元でも食える。
意外と生ガキについてた酢でもイケた。
むしろ焼きガキにあの酢をつけて欲しいと思った。
…今度は生ガキだけを注文しよう。
夢の時間も終わり、5000円を払い出る。
カキってやっぱうめーなぁ…でも5000円かぁ〜。一人暮らししてたときの1週間の食費くらいあるぞマジで。
ただこれではっきりした。
冬場のカキ小屋で食うとき以外火の通ったカキはシーズンに自分で殻付きを買ってきて酒蒸しにするのがいちばん美味い。
これに尽きる。
しかも酒蒸しにすればその後雑炊も楽しめる。次からはそうしよう。
生だけは自分でやるのは怖いのでやっぱりお店で食べたい。
毒を食らわば皿までという言葉をここにつかっていいのかはわからないが更に蒸しガキを注文。500円。
ここが家の近所になくて本当によかった。
そうじゃなければおれは間違いなくカキで破産している。
おれの2大これのためなら前勤めてたブラックアニメ会社が爆発炎上してもかまわない食べ物のツブとカキ。これがあちこちにある北海道は恐ろしいところだ。
この店にやられた顔ハメってこの手のどこから顔出してんのかよくわからないの多い
ちょっとした水族館もあるカキ水族館だった
この常温真空パックのホタテがやたらうまかった。
さてとそろそろ行くかと駐車場に戻ってみると隣のハイエースから出てきたおじちゃんが話しかけてきてくれた。
なんでも元バイクの技術者で定年を迎えてからずっとハイエースで旅行しているらしい。
こういう老後いいよなーとか憧れつつ話を聞くと、何故かホンダのゴリラを3台、しかも初代から3代目までを持ってるとかで専らレストア中らしい。ええな面白そうやん。
なんだかんだ1時間ほど話し込んでしまい気づけば5時半。
そろそろ行こうかと思ったところにボルゾイが歩いてくる。こっち来た。
おとなしい子でトットちゃんと言うらしい。
触らせてもらう。
けっこーフレンドリー。
そしてなんかやけに足が長い。
やっぱ犬はかわいい。
うちの長いコーギーが恋しくなってしまったじゃないかっ!
まあそれはそれとしてそろそろ寝床を探さなきゃなので観光案内所にきくと210円で泊まれるキャンプ場があるらしい。
今夜のお宿
筑紫恋キャンプ場に泊まる。
何やら橋を渡った先にある半島の端っこで、えらくガスっている。
愛想のいい管理人のおじちゃんに210円払い設営しようと思ってたらなんか見覚えのある750のBMW。
一昨日呼人浦で会った人だ!
向こうもこちらにすぐ気付いたようで声をかけてくれた。
なんでも道の駅で見覚えのあるバイクあるなーとか思って探してくれていたらしい。
すまない、カキ食ってた。
霧に包まれたキャンプ場は鹿がうろうろしてるくらいでトイレも綺麗だしなかなか快適だ。
ただ、電波が入らない。
これではブログの更新もできないじゃあないか。
まだ8時だけど寝ることにしよう。