張りっぱなしにしてたら燃えるで
8/18
晴れた!
他のテントに比べて、たるんだおれのテント
しかし寒い。
朝6時前くらいに足の冷たさで目がさめる。
靴下を履いて二度寝。
が、7時頃やっぱり寒くて起きる。
今夜は花火大会でこの公園は打ち上げ場になるらしいので今日の1 0時までには撤収しなければならない。
まあだいたい8時すぎには出るから大丈夫か。
チャッキー& ポッキー夫妻やビッグスクーターのお兄さんやトライアンフの紳士 など周りの人達と話しながら片付けを済ませて出発。
記念写真も撮る。
なんとなくあの夫婦にはまたどこかで会う気がする。
とか思いつつとりあえず函館を目指すついでに海の駅ぷらっとみな と市場に寄る。
ぷらっとみなと市場
「あたいホッキーちゃん!」
SCP-W800
なんかSCP財団のステッカーが貼ってあるステキなW800が停 まっていたのでそのとなりに停める。
ちなみにSCPとは。
Wikipediaより引用
SCP財団(英: SCP Foundation)とは、「SCP」と呼称される自然法則に反した物品・場所・存在を取り扱う架空の組織の名称であるとともに、それについての共同創作を行う同名のコミュニティサイトである。サイトの主要な創作物は特定のSCPを封じ込める方法を示す”特別収容プロトコル”を記した架空の報告書であるが、他にもSCPやSCP財団に関する様々な形式の掌編(サイト内では「財団Tales」またはTalesと呼ばれる)を執筆している。これらはWiki形式のウェブサイトにまとめて投稿される[4]。
つまりはオカルトじみたものを収容して管理しちゃってる架空の財団のことである。
公式サイトには山のような文章が、結構怖いのから程よくバカバカしいものまであるので、暇つぶしにはもってこいなのではないだろうか。
特にSCP173なんかはどこかで見たことある人も多いのではないだろうか。
ぷらっとみなとの話に戻るが、なんならここでお昼を食べようと思うも、 観光客価格でなんか食べる気が失せたのでやめておいた。
…まぁ海鮮なら石川県でも食えるしね。
近くに食堂があると聞いて行ってみるも激混み。
諦めてバイクに戻ると、 SCP財団のバイクに持ち主の方がいたので話しかけた。
SCPのステッカーはやっぱりネタ振りだったらしい。
これに食いついたのはおれが2人目だそうだ。 もっといそうなもんだけどなぁ?
やっぱ好きなんすねぇ。
とか言いながらSCP財団やバイクいじりのことで盛り上がる。
パニアケースの中には荷物じゃなくてArdinoが入っててオイ ルクーラーの開閉制御をするらしいが雨で壊れてしまったらしい。
おのれ雨め。
ハンドル周りにもいろいろなスイッチがついてて男子心をくすぐる。
こちらのバイクの改造の参考になるようなことをいろいろ聞いてからまた出発。
さてお昼をどこで食べようかなと思ってるとふと脳内の記憶が蘇る 。
ライダーハウスちとせの近くにうまいトンカツ屋なかったっけ?
調べてみたら玉藤という店だった。
まあちょっと行けばすぐだから行ってみる。
とんかつ玉藤
前来た時は夜だったなーとか思いながらGooglemapをたよりに玉藤へ。
そうそうこんな感じだったなーと思って入店。
玉藤で思い切ってトロウマトンカツを注文。400gの肉だ。
玉藤はキャベツとごはんのおかわりが自由で、 ごはんはアナゴの炊き込みご飯か雑穀米か白飯か選べてなおかつお かわりの度にごはんの種類を変えられる。
しかもお漬物も3種類ついてくる。
小ナスとごぼうとオクラの漬物。ゴハンが進む美味しさ。
分厚い肉にサシが入っててとてもジューシー。
しかし3切れあたりからだんだんツラくなってきたが、日頃
「食べ物を粗末にしてはいけない」
という考えがあるため、 調子に乗って巨大なメニューを頼んでしまった責任をとるためなん とか食べきる。
さすがにキャベツとごはんのおかわりはできなかった。
書いてる今の胸焼けの原因となってる訳だが。
前はペロリと食えた上にごはんのおかわりした覚えもあるんだけど な…。
やっぱり胃が悪いのに無理するもんじゃなかったな、 今度はいちばん小さいサイズでいいや…。
パン粉を作った際に出るパンの耳がもらえた。明日から朝食はこれだ。
樽前ガローふたたび
前行って綺麗だったので近いしもう一度樽前ガローへ。
が、人がけっこう多い上に川遊びしてるファミリーもいた。
しかしせっかくなので歩いてみる。
絶景ポイントをもう一度眺めてから戻ろうと思っているとカブトム シを拾う。
とりあえず伝染るんですにちなんで斎藤と命名
斉藤。お父さんじゃなくて斉藤
腕にくっつけて ると通りすがりの子供がいい反応を見せる。
欲しがってるようなので斎藤を渡そうとするが斎藤、 そこのお父さんの手に闘志むき出しで襲いかかる。 漫画とはえらい違いだ。
ツノでつつくのはいいがしがみつかれてるおれの手が痛いので後ろ からつついてあちらまで歩かせた。
しかし向こうも受け取ったはいいが持て余し気味だったので自然に 帰すということで話がついた。
斎藤ってまさか北海道じゃ外来種とかじゃないよね? と一抹の不安を覚えつつ木にくっつけておいた。
元気でな、斉藤!
バイクに戻るとハーレーに乗った人がいた。
真っ赤なハーレーはかっこいいなと思いつつ話しかけると道内の人 だった。
が、 樽前ガローは初めてというので前教わった絶景ポイントに案内する 。とりあえず知っててよかった。
なんでもガローから樽前山が見えるところがあるらしいが見つから なかったので戻った。
ふたたびバイクに乗りそろそろ時間も遅いので徳舜瞥山に泊まるこ とにした。
徳舜瞥山ふたたび
キャンピングカーのおじさま達いるかな? と少しワクワクしながら行くがいなかった。
道中、 セイコマートで話したえらくレトロな2stマシンに乗った2人組 (たぶん夫婦?)と話すと大学生の人が同じところで泊まってて、 おれとまったく同じ調子で寒いっすねー!と言ってたらしい。
そんなこんなで徳舜瞥山に行く。
テントを立てつつ隣のSSKさんと話して仲良くなる。
ここは焚き火禁止じゃないので良いところだといった旨の話をした 。
水がもうないので入れに行くと金髪の若い人が…この人かな? と話しかけるとビンゴだった。
twitterをフォローしてもらう。以後彼のtwitterからサイケデリック氏と呼ぶことにする。
2人して寒い寒いと言ってると、 紳士がこっちの焚き火にあたるよう誘ってくださったので好意に素 直に甘える。
まさか徳舜瞥でまた焚き火にあたることになるとは。
紳士ことお〜ちゃん氏はプロのキャンパーとでも言うべき人で、 休日の大半をキャンプで過ごしているらしい。
というかyoutubeで動画投稿もやっているらしく、 厳寒期の北海道でのキャンプの動画を見せてくれた。
これはすごい。あとスゥエーデントーチおもれぇ。
おれも帰ったら作ってみようかな?ノコギリならある。
それからSCPバイクの話をしたサイケデリック氏がくいついてきた。
SCP好きけっこーいるじゃない!
その後もキャンプの話や北海道の見どころの話を夜遅くまでしたのち、さすがに寒さと眠気にやられ始めたので寝ることにした。
次回予告
しっかり寝過ごしてしまい、サイケデリック氏にもお〜ちゃん氏にも別れを告げられなかったおれ。
twitterに上がった二人の自撮り写真を見て一人テントの中で自撮りをして・・・
次回、目指せ函館 生ホッキーとの出会いの巻