【自分でできるバイクメンテナンス】 ブレーキパッド交換

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Tシャツ屋さん始めました

ディスクブレーキのパッド交換

北海道にて7000キロ少々をフォークオイルダダ漏れで走り続けた甲斐あってフロントフォークはドロドロ、けっこう溝が残っているフロントブレーキシューも交換せざるを得なくなりました。

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用意するもの

ソケットレンチセット

だいたい8mm~14mmのセットがあればなんとかなります。

取り付けるバイクに合わせたものを使いましょう。

ブレーキパッド

DAYTONA ブレーキパッド ハイパーパッドを使用。

そんなにハードな走りはしないのでタウンユース用の1000円くらいの安いやつをチョイス。

デイトナだし聞いたことのないメーカーよりは安心。

グリス

グリスはたくさん入った安いやつを買うと余らすからいいやつを少し買えばいいってばっちゃが言ってた。

ワコーズあたりの100gで1000円前後のものがいいでしょう。

ブレーキクリーナー

油汚れにこれ1本。古いグリースを落とすのに使います。

Cクランプ

安い小さいやつより少し大きめのやつを使いましょう。ピストン押し込むのに使います。

正直この記事に出てくるクランプのサイズではぎりぎりでした。

作業手順

ブレーキキャリパーを外す

本体についている間にパッドピンをゆるめておきます。

指で回るくらいになったらそのままにしておきましょう。

2本のボルトを外せばブレーキキャリパーは外れます。外したブレーキキャリパーは重くてブラブラさせておくとあちこちに当たったりケーブルに悪影響が出るので紐か何かでハンドルにぶら下げておきましょう。

ブレーキの分解清掃

本体から外れたブレーキキャリパーからパッドピンを外します。

するとパッドピンで留まっていたところが外れてパカっと開きます。

ブレーキパッドが出てくるので指でつまんで取ります。

この時どのようについていたかしっかり覚えておきましょう。そうすれば戻す時楽です。

写真撮るのが一番だとは思いますけどそこは各自自由で。

パッドピンを抜くとこんな感じで開きます。手に持ってるのはブレーキパッド

外れたブレーキパッド。油でドロドロ。油を吸ってて使用不可能なので溝が残ってるけど泣く泣く捨てます。

ブレーキパッドを外すとキャリパー側のピストンが出てます。

ブレーキを握るとこのピストンが出てきてディスクにブレーキパッドを押しつけて止まるというワケですね。

ここで一度ブレーキクリーナーで全体の油を落としましょう。

油まみれでなければ不必要な作業かもしれませんが僕のはドロドロだったのでやります。

ブレーキディスクも油がついていると危ないので洗いましょう。

油を落としたら必要なところにグリスを塗ります。大体の可動部に塗りましょう。

ピストンにも塗りましょう。

ブレーキを握るとニョキニョキ出てくるのでピストンの外側にぐるりと塗ります。

塗ったら一度引っ込めます。

間違ってもブレーキディスクに塗るのはやめましょう。止まれなくなります。

どこのご家庭にもあるCクランプに古いブレーキパッドを噛ましてグリグリと押し込みます。

押し込む時は本体側に傷が入らないように軍手や布などを挟みましょう。

傷は男の勲章と言う益荒男のような方には必要ないかもしれませんが僕は使います。

押し込めたらまたブレーキを握ってピストンを出して足りないところをグリスアップしてまたピストンを押し込みましょう。

それを何度か繰り返すとだんだんピストンにグリスが馴染んできます。

気が済むまでやったらいよいよブレーキパッドを入れます。

ブレーキパッド交換

ブレーキパッドの裏に鳴き止めのグリスを塗ります。

表に塗ると滑るのでやめておきましょう。

油まみれの指で表側を触るのもやめておきましょう。

止まれなくなります(2回目)

ブレーキパッドをもとあった通りに戻してパッドピンを締めましょう。

この時やらないとは思いますがブレーキを握るのはやめておきましょう。取れなくなります。

パッド同士が合掌してしまい、こうなってしまうとどうすることもできなくなります。

もしかしたら解決法があるかもしれませんが油圧で押し付けられているので人の手ではどうすることもできなくなります。

いよいよ本体との合体です。

2本のボルトで元あった通りに組み直します。

この時ブレーキパッドがぐらついてディスクが上手く入らない場合があるのでブレーキパッド同士の間にマイナスドライバーなりラジオペンチなりを突っ込んで間を開けて入れましょう。

入ったらフォークと固定してあったボルト2本を締め付け、フロントブレーキをブレーキがかかるまで何度か握ってブレーキが効くようになったら完成です。

テストドライブの時はゆっくり走ってちゃんと止まるか確かめて、いつでも後ろブレーキをかけられるように気を使いながら気を付けて走りましょう。

お疲れ様でした。

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