モヤモヤテントびっしょり
7/30
起きてみると相変わらずのモヤ具合に二度寝を決め込もうと思う
なんにせよ晴れないだろうからと仕方なしに起きる。
隣の人はもう片付けを始めている。
片付けも終え、 またどこかで会いましょうと言って別れた後近くのホクレンで給油 とホクレンフラッグ回収をしているとまたばったり会ってしまった 。
まさか出がけの約束?を数十分で果たすとは。
これだから旅は面白い。
と、 スナフキンのような気分に浸って走っているもお腹を冷やして現実に引き戻される。
アイヌコタン
なんだかんだ晴れを追いかけて走ると、 汚いスナフキンはアイヌコタンにやってきた。
グランドシートならぬただのブルーシートを干して散策。
アイヌのお土産屋さんが立ち並ぶ
フクロウが神聖視されてるのかあちこちに巨大フクロウやフクロウをモチーフにした木彫りなどがあった。
上の建物では伝統舞踊とかが見れるらしい。
イチンゲの店
ワンコのほえ声に誘われて「イチンゲの店」に入る。
お店に入るとワンコら引っ込んで行ってしまったのでお店のお姉さ んと話しているとなにやら足につめたい感触。
ワンコが鼻でつついてるのだ。
しばらく店にいると慣れて触らせてくれるようになるようだ。
ワンコを触りつつお土産を買う。
ワンコは触るのをやめると手に鼻をくっつけてきて触るのを要求し てくる。かわいい。
ジップにつけるアクセサリーでアイヌ模様入りで個人的にすごく気 に入った。
Facebookがけっこう集客にいいと聞いたのと、 Twitterと連携させればそんなに管理が面倒じゃないという 話を聞いたのでやってみようかと思う。
かわいいワンコ、円空くんに別れを告げ、 そろそろブルーシートが乾いた頃合いだと思い戻るとz1000乗 りのお兄さんが話しかけてくれた。
元々ドラッグスターとか乗ってたらしく、 珍しくすぐにビラーゴと気付いてくれた。
CODののゴーストマスクをつけていてがやっぱアレカッチョいい な。
話すとやっぱりみんな虫にメットをやられているようだ。
オンネトーの眺めそしてアブ
そこから近くのオンネトーまでちょいと走ると美しい景色。
が、アブが多い。
小さい子がヒーヒー言ってたが気持ちは分かる。
おれはもうヘルメットを取らないでいた。
柴ワンコを4匹連れた人が記念撮影してたので見てたらワンコがこ ちらにやってきた。
話してみるとハイエースみたいなでかいバンで犬と一緒に旅行して いるそうだ。
そんな犬を連れて旅行できるような大きい車すごくいいな。
昨日と言い今日と言いやけに犬に縁がある。いいことだ。
沈没のタウシュベツ橋
その後タウシュベツ橋に行くも夏場は水没してるとかでまあ見れなかった。
本当かよと林道を歩く本当でした。
代わりによくわからない橋の廃墟が近くにあったのでそちらを撮っておい た。
本日のお宿 国設ぬかびらキャンプ場
ここいらでそろそろ寝床を探そうと思いいちばん近い国設ぬかびらキャンプ場へ行く。
後から職員の人が集金に来ると書いてあったのでさっさと設営して ちょっと辺りを散策。
ちょっと行ったところでミナミっぽい関西弁の60代くらいのお姉さんに呼び止められる。
堺市から来たそうだ。
その人もバイク乗りだそうで、一発でビラーゴと気付いてくれた。
今日はやけに詳しい人に会うな。
その人は近くのユースホステルに泊まってるんだそうで、 2食つき5000円くらいなんだそうだ。
おれがもう少し裕福なら、アラブの石油王の娘と結婚とかした日にはそこにも泊まれるだろうけど今は少し厳しいかなと思った。
お姉さんに足湯の場所を教えてもらったのでついて行く。
公園みたいなところの真ん中に足湯があるのでちょいと入ってみる 。
なるほど山中温泉のとこみたいに熱すぎることもなくてちょうどい い。
しかしアブが多いので退散。
お姉さんの話だとユースホステルなら日帰り温泉が400円らしい のでそちらに入る。
なんか何日かに1回くらいしか温泉や銭湯の話を書いてないけど一 応毎日入ってる。
ひと風呂浴びてからは夕食。
の前にきょうの宿泊費を払う。350円。
バイカーは一人もおらず、 みんなテントにこもってるので誰とも話せなかった。
まあそんなことより夕食に昨日厚岸で買ったカキラーメンが今晩の ディナーだ。
麺はパリパリだがインスタント麺じゃないらしい。 5分ほど茹でる。
具にカキが入っててスープもカキ風味がするという。
食べてみるとなんか海鮮っぽい味はするけどー…カキ味?
たしかにうまいはうまいんだけど何か物足りない気が… きっとおれが味オンチなだけで食べる人が食べればきっと濃厚なカキの風味がするのだろう。多分。
話す相手もいないので今日は寝ることにしよう。
次回予告
キャリア修理と青い池編