フロントフォークの裏技
作業時間:10分
費用 :ほぼタダ
けっこう前にフロントフォークのオーバーホールの記事を書きました。
このブログで一番読まれている記事になるほど好評で、フロントフォークのオーバーホールについて調べている人がけっこういるんだなーと思いました。
さて、そんな記事を書いてたらある友人から
「もっと簡単な方法無いんかいな」
というお言葉をいただきました。
ねえよ!と突っ返してやろうとも思いましたが、実は無いこともない。
ちょうど千里浜海岸を走ってまんまとゴミがオイルシールに入って軽くオイルが滲んでいるので、次のオーバーホールまでのつなぎにやってみたのでご紹介しましょう。
なお、やり方が悪かったのか、うちのビラーゴは一時的にしか止まりませんでしたが、直ればラッキーくらいに捉えておきましょう。
用意するもの
マイナスドライバー
ダストシールを外すのに使います。
適当に硬いカードか1000番くらいの耐水ペーパー
今回は財布に入ってた期限の切れたカードを使います。
作業手順
ダストシールを外す
まずマイナスドライバーでダストシールを外します。
間に差し込んでねじると取れます。
インナーチューブやダストシールに傷がつかない様注意しましょう。
インナーチューブの間にカードを差し込む
インナーチューブの間にカードを差し込んでぐるりと一周させます。
カードでなくて耐水ペーパーを使う時は研磨面を外側、オイルシール側にしましょう。
オイルシールを研磨することで凹凸を無くして漏れを止めるという原理らしいですが、耐水ペーパーを切らしていたのでカードで代用しました。
カードはこんな感じに切ってやると入れやすいです。
差し込む深さはグッと入れて中にコツンと当たるあたりを突き抜けた先です。
そこがオイルを止めておくところなのでそこのゴミをかき出す、または研磨するという感じです。
そうしたらぐるりと回しましょう。
切る前のカードは入らないのできちんと切りましょう。
そうするとオイルシールとインナーチューブの間のゴミが取れるので、そうしたら出てきたオイルを拭いてダストシールを戻します。
そして何度かフォークをストロークさせて、出てきた油を拭ってを何回か繰り返してオイルが出てこなくなったら成功です。
これでだめならグリスを塗ってバイク屋さんに持って行くか大人しくパッキンを交換しましょう。
おためしあれ
フロントフォークのゴミよけ
もういっそアメリカンだけどゴミが入らないようにフォークブーツかダートスキンつけた方がいい気がしてきた
ダートスキン
フォークブーツ
コメント
こんにちは、はじめまして。
フロントフォークは付けたままで良いのですか?
コメントありがとうございます。
フロントフォークはつけたままやっています。
他のサイトだとタイヤを外してしているところも多いですが飽くまで応急処置ですので外さずにやってみました。