タイトルで直接このページに来られた方のために
この記事は旅行記なので大したことを書いてはいないのですが、それではせっかく来ていただいたのに申し訳ないのでここにバイクで来て回る方法をまとめておきます。
バイクで行く函館観光のコツ7つ
- キャンツーするなら湯の沢水辺公園がアクセスもよくて泊まりやすい
- 電灯周辺にテントを張ると虫がすごいので暗い所に張った方がいい
- 五稜郭はおみやげコーナーの試食がすごいのでお昼前は控えた方がいい
- ランチは元町のカルフォルニアベイビーかラッキーピエロがおすすめ
- 元町周辺はバイクを停めるところがないのでバイクを置いて公共交通機関を使った方がいい
- 函館山はバイク禁止だから入らない方がいい
-
北斗市のずーしーほっきーの像は函館の中心地からけっこう離れている。電車で行った方がいい
以上が函館観光で感じたことです。
よろしければ函館に行った旅行記もご覧ください。
羽アリパーティ
8/20
なんか羽アリみたいなやつがおれのテントにいっぱいくっついている。
なんか蜜でも湧いてるのだろうか、うちのテントは?
面白いので写真を撮ったが見る人が減るのは嫌なので掲載は自粛しておこう。
とりあえず現実逃避のためテントの前でぼんやりしてるとハイエースに乗ったご婦人からトウモロコシをいただく。
甘くて大変おいしかった。
後から重機とかが入ってきたので土木事務所の社長かなにかだろうか。
なんとなく話を聞くと定期的に草刈りをしているらしい。
行儀の悪いキャンパーがペグを打つときに拾ってきた石や曲がったペグ、木切れやゴミを放置するせいで機械で草刈りをする際に回転刃にゴミがあたって機械が壊れる、作業者の足に当たる、刺さるといった問題が起きているとのことだ。
無料で使わせてもらってるのにそんなことしてたらその内良くて有料化、悪いと閉鎖なんてことになりかねないのでそんなことするやつはガソリンをかけて燃やすのが一番かもしれないが、それをできるような法整備はできていないのでせめて自分は行儀よく利用させてもらおうと思う。
説教臭いことはこれくらいにして、とりあえずアリの盛り場になったテントは放置して今日は函館観光だ。
五稜郭
![](https://masakichimotor.com/wp-content/uploads/2018/08/IMG_2482.jpg)
五稜郭タワーは函館のシンボルと言うべき建造物で函館一高い建物だ。
というのが本当かどうかは知らないがこの写真につける文言を思いつかなかったので適当言っただけだが高い。
なにやら戊辰戦争中の箱館戦争(Wikipediaのトップはこうだった)についての展示がある。
近づいて写真を撮ろうかな〜と思ったが熱心に写真を撮る人に悪いのでここからのショットだけにしておいた。
タワーに入ると試食のオンパレード。
シスコライス食いに来たのにお腹いっぱいになっちゃう!と退散。
…また来よう。
五稜郭の駐輪場で黄色いビクスクのお兄さんと話す。
ビクスクはある意味最強のツアラーマシンなんじゃないかと思う。
五稜郭公園をすこしうろついてから元町のベイエリアに行く。
元町ベイエリア 金森赤レンガ倉庫
元町ベイエリアに到着。
![](https://masakichimotor.com/wp-content/uploads/2018/08/IMG_2490.jpg)
海沿いの石畳に洋風建築が立ち並ぶ。
![](https://masakichimotor.com/wp-content/uploads/2018/08/IMG_2489.jpg)
レンガ造りの建物はショッピングモールとして利用されているらしい。
![](https://masakichimotor.com/wp-content/uploads/2018/08/IMG_2488.jpg)
異国情緒ただよう町並みがすばらしい。
が、バイク停めるところねーな!
ここ最近では珍しく暑い中、バイクで辺りをうろうろするが停めるところが見当たらない。
「哀れだニャー」
![](https://masakichimotor.com/wp-content/uploads/2018/08/IMG_2484.jpg)
「お前の居場所はここにはないニャー」
「帰りな小僧!」
ここいらでお昼時になったので近くのカリフォルニアベイビーにシスコライスを食べに行こうと思う。
と思ったけど少し早かったので暑いし冷えた白い恋人でのどを潤せない。これ飲み物じゃなくておやつだ!
カリフォルニアベイビー
![](https://masakichimotor.com/wp-content/uploads/2018/08/IMG_2491.jpg)
ギリギリ敷地内に1台停められる。
西海岸風(だよね?)の店構えはOFFSPRINGのPVに出てきそうな感じでグッド。出てきそうだよね?
名物シスコライス。
ピラフにミートソースがかかってて美味しい。上にはぶっといソーセージ。
途中でタバスコをかけるとまたたまらん。
お腹いっぱいになったのでまた行動開始。
ナイス情報友人!元某先端大院卒の友人!
今ここで褒めておこう。
元町教会群
もちろんここいらにもバイクを停める場所はない。
上まで登ってみるとイカす歩行者天国になってる。
とりあえずソフトクリームでも食って落ち着こうとソフト屋さんへ。
メロンソフト
ここでソフト食べながら店の人と話すと1台くらいなら停めてもいいよと特別に許可をいただいた。
ギリギリ1台停められそうなスペースがあったのでそこにこっそり停める。
こりゃ1台以上は無理だな。ボッチでよかった。
とりあえずそこらの散策を始める。
飲食店の立ち並ぶ通りを行く。
函館豆知識
函館の古い建築物は入り口が和風建築、2階の窓が洋館のような観音開きになっている、いわゆる和洋折衷住宅が多く残っている。
これは江戸時代の終わりあたり、がらっぱちの職人気質だったかどうかは知らないが大工さんに、宣教師や外国人商人のために家を建てろという無茶振りのために外国人の指導の元、領事館や外国人居留地の洋風建築を建てていた。
が、函館は土地が狭いので雑居状態になっていたんだとか。
元町に教会と寺が隣り合っているあたりがわかりやすい。
しかし函館のマーケットは当時の外国人商人にとって狭く、早々に飽きた商人達は神戸や長崎にさっさと出ていってしまった。
函館の大工さん達はせっかく習得した洋風建築の技術をなんとか使おうと思い、外国人商人から不平等な取引を迫られてる海産商人の鬱憤を利用して、
「洋風建築に住んだら平等に見えまっせ」
的なことを言ったか言わないかは知らないけど金持ちの海産商人を勧誘して1階と中は和風建築、見栄のために2階のみアイボリーやパステルカラーの洋風建築といった和洋折衷住宅ができた的な話をパックツアーのガイドさんが話してるのを立ち聞きして知った。
うろ覚えだがだいたいこんな感じだったと思う。
個人宅を撮るのはいささかはばかれられるので見たい人はググるか実際に見に行こう。
なんだかサンフランシスコの前だけ屋根がある家みたいだなー。
だいぶ前に撮った前だけ屋根のあるサンフランシスコの写真。ボケてる。
旧函館区公会堂。入場料がかかるのでなんとなく入れなかった。いずれリベンジしたい。
元町教会群は長い坂の上にある。歩いて登るのは運動不足の小デブにはツラい。
近寄らないで!
ハリストス正教会・・・だったはず。看板とか撮っとけばよかった。
旧元町配水場管理事務所。レンガ造りがオシャレ
函館聖ヨハネ教会
れっどつぇっぺりん
・・・だんだんコメントとかじゃなくて名前しか書かなくなってきたな、途中の豆知識で力尽きたな。
函館山 旧登山道コース
![](https://masakichimotor.com/wp-content/uploads/2018/08/IMG_2520.jpg)
見て回っている道中、なにやらかっこいい建物を見つけた。
函館山に登るためのフェリーらしい。
そういえば前、樽前ガローで会った人から函館山は昼間でもいいという話を聞いたな。
よし、登ろう。
と思ったがあいにく懐に支障をきたしているおれは片道750円くらいを払う気にはなれない。
しかも車は入れるがバイクは登ってはいけないらしい。
きっと過去に何かあったのだろう。六甲山みたいに。
バスも出てるらしいけどおれはバスが何故かあまり好きではない。
![](https://masakichimotor.com/wp-content/uploads/2018/08/IMG_2524.jpg)
いっちょハイキングでもすっか!
ちゃんと水を持って登山に臨む。
案内板を見て旧登山道から入ってみる。
綿シャツにプロテクター入りジーパンに鉄板ブーツとおおよそ山に適さない格好だがまあなんとかなるでしょ。
飲んじゃダメな水。
キタキツネとかが頭や尻を洗ってたらエキノコックス祭りになるもんね。
あ、ちゃんと進捗がわかるようになってるのねと2合目から気づく。
日陰だけど早くも汁だく。
3合目!もう軽く後悔が始まっている。
これってマタタビ?
ここいらでまた分岐点があるけどおとなしく旧登山道を行く。
6合目から少し景色が開けてきた。
オーシャンビューに軽く感動。
7合目
の次は駐車場。
どうやらここに車を停めて展望台まで歩くようだ。
周りの人が車から降りて登ってる横で全身から出た汁でびしょびしょになりながら疲れた顔をして登る。
ハイキング気分で登れるゆるい所だと聞いてナメてたが、運動不足の小デブには結構キツい道のりだった。
ついた!ロープウェーの駅だ!
「よく来たな汗ダルマ」「汗まみれの小デブとかマジウケる」
ゆるキャラから歓迎を受ける。
さっそく眺望の写真を撮ろう!
登って早々に撮った景色。北海道の細いところを一望できる。
おれここずっと走ってたんだよなー・・・とすこしセンチメンタルな気持ちになる。
左側から見た景色。こないだ左の方で熊出たなーとか思う。
写真を見返したらこんな写真が10枚くらい撮ってあった。よっぽど感動したのだろう。
・・・そろそろおりるか。
とうきび茶を相棒に出発!
の前に旧砲台跡を見よう。
屍人が出そう。 旧砲台跡
![](https://masakichimotor.com/wp-content/uploads/2018/08/IMG_2550.jpg)
駐車場から奥に入って草の茂った階段を登ると開けた場所に出た。
なんだかPS2の時代のホラーゲーム、SIREN2にこんな場所あったなー。とか思って少し怖くなる。
あのゲーム好きだけどめちゃくちゃ怖いんだよな、主人公が弱いから。
ホラゲーって主人公がそんなに強くないのが醍醐味だよね。主人公が強かったらそれはホラーではなくてコワすぎになる。
進入禁止だそうだが、怖いから入りたくはない。
階段を登ると展望台になっていて、看板で旧砲台跡の説明があった。
跡から来た親子連れの子供がやけに怖がっていた。気持ちはわかる。
人も来たしそろそろ行こう。
函館山汐見山コース
ただ来た道戻るのはつまらないなと思い汐見山コースで行くことにした。
看板の案内で汐見山コースへ。
急でキツい。やっぱブレてる。
こんな獣道のような道をひたすら歩く。
落ちてるのはクルミかな?アクの強い実が割れると酸化して黒ずむらしいし、実際黒いし。
途中にベンチとかあるけど一度座ると立ち上がるのが億劫になるがここで一夜を過ごせるほどメンタルが強くないので立ち上がってひたすら歩く。
![](https://masakichimotor.com/wp-content/uploads/2018/08/IMG_20180820_143454391-1158x869.jpg)
ふもとまで降りると起こさないでの看板。誰を起こすというのか。
ふれあいセンターなるところで休憩。もうつかれた動きたくない。
![](https://masakichimotor.com/wp-content/uploads/2018/08/IMG_20180820_150158858-1158x869.jpg)
しかしさすがにソフト屋さんにも迷惑がかかるのでバイクを引き取りにきた。
教訓は函館はあまりバイクに優しくないのでどこか停められるところを見つけたらあとは公共交通機関で動いた方がよさそうだ。
ずーしーほっきー像
北斗駅にずーしーほっきーの像があるという情報を得たので暗くなりかけてるが見に行くことにした。
どんなものかはよく知らないが、北斗市が推すくらいなんだ、きっとフセインの像かレーニンの像くらいあるにちがいない。
たしか北海道のどこかにも松山千春の像があるらしいけど、きっとそれもフセインの像くらいあるのだろう。
意外とちっちゃい…
なんかイメージと違うけど…まあいいや、ほっきー!
「…」
ほっきー…?
「…」
ほっ…
「殺すぞ」
すみませんでした。
ここいらでお腹が空いた・・・というより明日は朝イチのフェリーで帰るのでラストラッキーピエロとしゃれこむことにした。
函館名物ラッキーピエロ
特上チャイニーズチキンバーガー!
うひょー!もちろん最高にうまい。
あんかけやきそば!とろりとしたあんがしっかり焼かれたそばにからんでおいしい!
ただ麺を食べた後のこったあんをすくうのにレンゲかスプーンとかほしかったな・・・まあいいや。
夜のラッキーピエロ。ツタと相まってなんかすごいな。
さすがに食いすぎた・・・と思ったがそういやおれ途中でホタテの刺身買ったな、どうしよう。
とりあえず日も暮れてきたのでそろそろキャンプ場に戻ろう。
湯の沢水辺公園みたび
帰ってみるとアリパーティの会場になってたおれのテントはまたアブの根城になっていた。
さすがにご退場願おうと思い蚊取り線香を一巻き燃やして煙でいぶす。
その間入れないので周りの人にちょっかいをかける。
まずスプリンガーフォークにエイプハンガーのハンドルのハーレーのひとにちょっかいをかける。
長野出身の方で明日のフェリーで帰るらしい。おれと一緒だ。
話しているとNinja250の大学生がやってきた。彼も明日のフェリーで大間まで行くそうだ。
そうだ、お腹すいてないし刺身を食べさせよう。
暗いと上手く撮れないな・・・とりあえずホタテはうまい。
刺身を食べながらタンクバッグの磁石でNinja250のタンクに結構傷がいったとかそういう感じの話をした気がする。
まぁその・・・さすがに1週間経ってしまっているせいでよく覚えてないのだ。
明日も早いので寝ることにした。
次回予告
ついに北海道を離れることを決心し前日の内にフェリーを9時半に予約。
しかし2度寝を決め込んでしまい・・・
次回、さよなら北海道、暑いぞ青森 汚い裸の大将2018の巻
コメント
汁だく←これは流行る。
流行らせてください笑