<再公開>タイ2日目-プーケット編-

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Tシャツ屋さん始めました

※この記事は数年前書いた日記に赤で注釈を入れ再掲載したものです。

7月21日

シンガポール→プーケット

暗いよー、こわいよー!!

※あとブレすぎ

5時起き、この時間は電車が走ってないので大通りまで歩いてソッコーでタクシーをチャーター。
シンガポールのタクシーには山のように設備があり、その一つの画面にはタクシーの番号、ドライバーの名前、乗り出した時間なんてのが表示されている。
しかしこのおっさん、超トバす。
トバす度に画面にDrive carefly(気をつけて走れ)なんて出るもんだから笑える。
いや、一般道で120km/h出すなよ
しかしこのタクシー、めちゃ揺れる。
おっさんの運転が荒いのも原因かもしれんがそれにしても揺れる。
最近では滅多に車酔いとかしないおれが酔いそうになるレベルで縦揺れがヒドい。
着いた。予定よりかなり早く。
これなら6時に出ても十分間に合ったな、現在5時51分
ちなみに飛行機出るのは8時20分
くそっ、ホテルのあんちゃんにビビらされすぎた。

きのう
おれ「6時にチェックアウトしたいんやけど。」
「早すぎワロタwwww何時の飛行機乗るのwwwww」
おれ「8時20分。」
「そwwwれwwwでwww6wwww時wwww乗り遅れるwwww」
おれ「本気のマジ?」
「マジの本気wwww」
おれ「えー、マジかー。じゃあ何時に出りゃいいかなー?」
「5時にしとけってwwww」

てな具合だ。
その結果、こうして早くも6時半に出国手続きをする羽目になった。
やることもないので朝ご飯を食う。

東南アジア焼きそば。薄味でうまい。 お店のロゴ

暇すぎたので早めに飛行機に乗るため搭乗口に向かう。
開くまでテレビのドッキリ番組を見ながら待つ。
宣伝で、シンガポーではアダムスファミリーのミュージカルをやるらしい。
すげー見たい

8時
飛行機に乗る。お隣さんはメガネのカップル。
飛行機の中だから爆発だけは勘弁してやろう。
暇すぎるのでipodに詰め込んできたルパンを見る。ルパンの映画はどれも面白いね。トワイライトジェミニが個人的には好きだ。
とおもったら謎のエラーで途中で落ちた。何度再生しようとしても落ちるので諦めて別のことをしよう。

ずっとこんな景色。

1時間ほど暇なのでタイと近隣国の話をしよう。

よくタイに行くと言うと、スケベ目的で行くんじゃないかと冷やかされることがある。
そもそも何故そんなことが言われるようになったのか。
それはタイと近隣国の法律が関係してくる。
昔はスワイパーなんていうヤバい村が隣のカンボジアにあり、スケベ目的な連中は皆カンボジアに行ってた。

しかし法整備によってスワイパーは全滅、その辺のジョブは非合法となった。まあヤバすぎる年齢の子も働いてたとか言うから無理もないけど。
そんでもってスケベショップはカンボジア国内では減少の一途をたどり、あるのは非合法ばかり。
オマケに密告に報奨金が出るもんだから経営者が密告とかするようになってしまった。
そりゃそんだけやりゃ行く奴もいなくなるわな。
さらにその隣のベトナムに至っては社会主義国なのでスケベショップは全面禁止。
てな訳でスケベショップが合法なのはあの周辺ではタイだけとなった訳だ。
まぁシンガポールなんかはゲイランロードの周りで国営の赤線地帯ががある訳で、これはこれで移民が多い国の犯罪防止のために役立ってるんだとか。
だからその辺行くとスケベ目的とか言われてしまうのであるが、チキンなおれはさすがにそんな所に行ける訳もなく、フツーに観光する。

だがしかし、タイは自然がマジにヤバい。あと海もすげーきれいなのでスケベ目的じゃなくても十分楽しめることをつけ加えておこう。
まぁそのテの店の多いバンコクに直行して大した観光をしない奴は確実にそっち方面だと思われてもしかたないけど。

もう一つ、東南アジア英語事情

東南アジアの英語は、かなり訛りがキツい。
最初はマジに何言ってるかさっぱり分からない。
2日ほど過ごせば大したことないけど、そうじゃない間はマジに分からない。
いろんな人を困らせるはめになる。ごめんね、みんな。

まだまだ暇なのでもう一つ、東南アジアトイレ事情
シンガポールはチャイナタウンとか行かない限りあまりトイレの紙に困ることはないが、他の国では紙に困ることが多々ある。
紙やすりみたいにゴワゴワだったり、なかったり有料だったりと様々な困難に遭遇する。トイレットペーパーは日本からお気に入りのやつを1ロールくらいは持って行こう。物こぼした時とかも役に立つから。
あと床がビチャビチャなことが多く、バックパックを床に置いたりできないことも多い。
ならドアのフックにかければいいじゃないと思うかもしれないが、甘く見てはいけない。彼らの中にドアフックの文字はない。
そんな時に役に立つのがS字フック。
ドアに引っ掛けてそれに鞄を吊せば、わざわさ膝に鞄を抱えて用を足す必要はない。
トイレくらいは楽な姿勢でしたいからね。
てか和式みたいな形なのが多いし。
どうしようもない時は高級デパートなんかに行くときれいなトイレがあるからそれでどうにかしよう。

まだまだ暇なのでさらに話をしよう。
タイの野良犬事情
タイには野良犬がかなりいる。
タイランドストレイドッグツアーができそうなくらいいる。
奴らは観光客から食べ物をもらったり屋台の残り物なんかを食っている様でなかなかに肉付きがいい。
犬を食う文化の人々は狂喜乱舞しそうだが、おれは日本人なのでそんな文化は無いから単純に犬がかわいくていいなー位に思う。
だが奴らは温厚そうに見えてなかなかイラッとさせてくれることがある。
後ろから静かに近づいてフクラハギをガブリとやろうとしてくるのだ。
有名なホラーゲームのSIRENに出てくる犬屍人の弱点でもあるそこを狙って近づいてくる。

俺を食う気か馬鹿なのかは不明だが被害者もちょろちょろ出てるらしい。
おれは犬がいる所では後ろに気をつけながら歩いているからいまだに被害は受けてないが、いっぺんだけ、何を思ったかけつをしつこくかいでくる犬には会ったことがある。
別れ際に鼻で一撃されてズボンに鼻水をつけられたのはあんまいい思い出ではない。
実家で飼ってる犬もよくよだれまみれのおもちゃを、押し付けてズボンに跡を残してくれるので、多分人のズボンに何かしらの跡をつけるのが犬の間でのトレンドなのだろう。

さて、まだまだ暇だ。
次はオシャレ事情の話をしよう。
日本に限らずどこでも今は頭の側面を刈り上げるツーブロックが流行っているようで、シンガポーでも多く見かけた。
おれは丸顔で似合わないからやろうとは思わないがまぁ流行っているからにはかっこいいのだろう。
あと何故かポロシャツの上にTシャツを着て襟を出すファッションが流行っていた。なんかみんなやってた。
このファッションが日本で流行ればおれのTシャツコレクションが生かされるのだが、モードなのが流行る日本で、これは流行らないだろう。

タイランド帽子事情
おれは髪型を整えるのが面倒だから外出する時はよく帽子を被るのだが、タイで帽子を被る人は少ない。
タイ人にとって頭は神聖な場所であるらしく、子供の頭をなでてはいけないとかはよくテレビとかでやっているから知ってる人も多いだろう。
まぁ被ってるからといって袋叩きにあったり因縁をつけられたりする訳ではないのでおれは気にせず被るけどね。

日焼け事情
タイに限らず東南アジアで色白は結構なステータスらしく、男女問わず美白クリームとかがそこら中で売っている。
だからと言って、おれみたいにぶよぶよした色白ヲタク野郎がモテるかときかれたら話は別だけど。

タイランドヲタク事情
タイには日本の特撮やアニメなんかが結構入っているらしく、日本人だと言うと中年はよく初代仮面ライダーなんかが好きだとか言う話をよくきく。
子供の間ではポケモンやセーラームーンなんかも人気なんだとか。
ちなみに東映のスパイダーマッ!はきいたが誰も知らなかったことを付け加えておこう。

※よくもまぁ正確な情報もなしにここまで自信満々に書けるもんだ。

プーケット到着

着いた、10時すぎ
天気は雨期だけにクソッタレな曇り。とりあえず今夜は泊まっとこうとおもう。ホテルを探すためカタ・ビーチへ。
バス停には怪しいおっさん軍団が陣取ってるのでコミュ障なおれはハイエースなバンの乗り合いタクシーに乗る。

※空港からホテルまで送ってくれる白タクみたいなバン。だいたい1000B/台くらいで借りられるので割り勘すれば安いかも?

「いらっしゃいコミュ障」

「待ってたよコミュ障」

「かかってこいやコミュ障!!」

タクシー料金は200B
だいたいタイの物価は数字×3くらいで計算すればいい。

※当時のレート
だから600円…高けえ…
まぁ空港からの交通手段は少ないのだ、ここは割り切ろう。
雨期だから覚悟してたがこのまま曇りが続く様ならバンコクにでも行った方がよさそうだ。
バンコクからならいざ晴れればツアーもあるし街だけど遊び場は山のようにあるからね。
いやらしい意味じゃないぜ?

※たぶんエロい店のことを言いたいらしい。行く勇気もないくせに。

くそったれ天気とプランテーション

※そりゃ雨季だもん。全く調べずに行ったのな。

それよりも今判明した、プーケットよりも少し北上した場所の方がホテルとかはだいぶ安い。
いっそのこと明日から少しずつ北上するのがいいかもしれない。
どうせ海沿いだ、晴れたら海に入るくらいで考えればいい。
一人旅の醍醐味は自由なことなんだからその辺はフレキシブルに行こう。

と思ったらなんかツアー会社に詰め込まれ、無理やりツアーを組まれそうになるので目一杯嫌な顔をして断る。
目の前のテレビで明日は曇りとか言ってる上、ちょっと高いと言えば半額以下まで下げる。怪しすぎだ。
このテの連中はボりにきているに決まっている。誰がするかアホめが。
ここで、ガイドブックを眺めてたらもっと安く、しかもWi-fiがタダの所を発見、そこに行くことにする。
ドミトリーだが、貴重品の管理さえしっかりすれば大してしんどくないだろう。

揺られて早2時間。
運転手のおっさんは道きいたり買い食いしたりかなりのフリーダムさ。
まさに日本にはなさすぎる感覚、他の乗客もあ然。
どうやら乗るタクシーを間違えたな。
やっと着いたけどまた新たな問題が。
潰れてるのだ。お目当ての宿が。
こいつはよろしくない。
仕方がないからプーケットタウンの方で安宿を探そうと思う。

プーケットタウン

の前にハラ減ったからめし。
観光地価格でめちゃ高い。(それでも日本で外食するよりだいぶ安いけど)

※サンドイッチが大体200Bくらい。ファンタは50Bくらいだったか。安く済ますなら気取ってないで屋台で飯を食え。
これは予算的にもプーケットからはさっさとおさらばした方がよさそうだ。
今日は適当な安宿で一泊しといて明日どっか行こう。
てことでソンテオに乗る。その前に海。よし、能登で泳ごう。

ソンテオ

トラックの荷台が座席になったなんちゃってバスだ。
35Bと安くて利用しやすい。
ただ、出るのは30分おきなので乗り場から乗る場合はちょっと不便なのが難点。
とりあえずホテルを見つけたあとの今日の目標は

替えのシャツを買う(買えなかった)
できればズボンも

※買えなかった
天気予報を見てこの先の予定を考える
この3つだ。
もし滞在期間いっぱい天気が悪ければ交通の便のいいバンコクに行き海ではなく遺跡を見に行くことにする。
もし帰る前くらいにでも晴れればそれまではバンコクにでもいてそれから考える。
もし明日とかが晴れるなら明日はジェームズボンド島へツアーだ。

無人ガソスタ。これいいな 

スイカとミルクはどうかしてる組み合わせだとおもう。

※でも今(H30.7.3)ローソンでスイカフラッペやってる。先はどうなるかわからないものだ。

とりあえず着いたのでめちゃ安いホテルにチェックインしてネットで天気予報をチェック!
えーと、明日の天気は雨!
その次は雨!
丸一週間雨!
よしバンコクに行こう。
バンコク行って適当にツアーでも組もう。
雨で波が高い中無理やり泳いで死にたくはないし。

図体のでかい欧米人ならつゆ知らず知らず、おれの様な貧弱貧弱ゥ!なやつが泳ぎに出た日には離岸流に流されてしれっとあの世までバカンスに行ってしまう羽目になる。

自重は大事だ。
せっかくシュノーケル持ってきたのに…べ、べつに悲しくなんかないやい!!
とりあえず予定が立ったところでごはんにしよう。適当に歩いて屋台を探す。

なんかセクシーな像

※異国の宗教に対して失礼だな

廃墟から生えるのは

自転車?

※滑車じゃない?

ここはどこ  

なんかデモ的なのやってる。

マンゴー食い放題

鳥レバー。甘辛いタレがうまい

鶏肉。いろんな部位をテキトーに刺してる。甘じょっぱくてうまい。

魚。くさい

ファンタミックスジュース。ただのメロンソーダに近い味わい

魚のすりみ揚げwithチリ
うま辛い。すっぱいチリにナッツ入りの魚すりみがすごく合う。

ウィンナー揚げwithチリ。やわらかいウィンナーとチリの甘さがー・・・ん?

中になんか入っとる!なんだこれ、練乳?甘くない練乳みたいだ!

砂肝
甘じょっぱいタレがうまい。いつも食ってる味だ!

焼き豚。唐辛子醤油でいただく。辛い。うまい。ごはんがほしい。

これ、腸詰にごはんが詰まってる。ちがう、豚肉のとき言ったのはそういう意味じゃない!
白ご飯が欲しいの!!

マンゴーごはん。引くなかれ、これがめちゃくちゃうまいのだ。柔らかく炊いたタイ米にココナッツミルクをかけてその上にマンゴーを乗せる。不思議と合うのだ。

ここで、実は細かいのが全くなく、仕方なしに1000B出したのだが店のおばあちゃん、お釣りがなかったらしく、慌てて崩しに行ってた。ごめん。言ってくれればそのへんのコンビニで崩してきたのに・・・

※おばあちゃんホントにごめん。

入ったら死ぬ。たぶん。

※死なない。たぶん。

こんなになっても現役なのがタイ流。古い車使い続けるの新しいのが出たらすぐハイブリットカーに乗り換えるのはどっちがエコなんだろう?

バイクwith荷台。うちのビラーゴをこんなにしたらもうマンションの駐車場には入れない

※当時住んでた一人暮らし用マンションは引くほど狭かった。

胡散臭い通り。きっと入ったら袋叩きにあって持ち物を奪われる。そんな妄想を炸裂させてしまう。

※フツーの飲食店とかにしか見えん。失礼だな。

なんかわからんが怖い

泊まったホテルの壁画。前衛的

※プーケットバックパッカーというホテル。ドミトリーで1晩200B、当時のレートで200円ほど

疲れたのでここでマッサージを受ける。200B。
バンコクの安いマッサージ店みたいにお姉ちゃんかおばちゃんが優しくマッサージしてくれると思ったらガチの整体師のお兄さんにそこら中バキバキやられた。体がやけに軽いのはきっとプラシーボ効果。
今日は移動ばっかだったのでろくに遊べずに終わった。明日はとりあえずバスの時間までビーチ周辺を攻めつつシーフードを堪能してくる予定。生牡蠣が名物なんだ。オイスターバーがどっかにあったハズだからバスのおっさんにでもきこう。

つづく

まさきち商店
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