建物のみならずタワーにも体のパーツの名前がついていた。これは尻。
お土産コーナーの前にあった布。かわいい。
だいたい一周してきてお土産コーナーに入る。
中にいたバンダナのよく似合う上品なご婦人とお話することができた。
おそらくシゲちゃんの奥様だとおもう。
なんでも奥様も昔はオートバイに乗っていらっしゃったとのことで、カワサキの250ccのバイクに乗っていたそう。
またオートバイに乗りたいなと思いつつも夏はシゲチャンランドの経営に追われてなかなかそうもいかない模様。
それでも楽しそうに話していらっしゃるのでやっぱり芸術家は楽しいようだ。
後ろでレコードが流れてるので旭川のレコード喫茶の話をすると、ジョン・コルトレーンならうちにもあるとおっしゃられていた。さすがである。
ふと入り口に気配がしたので見てみると表にクルミが置いてあるところにシマリスが来ていた。
人馴れしてるからけっこう近づいても大丈夫だそう。
せっかくなので写真を撮ったが全然逃げない。
バーモントへ短期留学したときに校庭にいた巨大ハイイロリスとはえらい違いだ。
あいつらはでかいし唸るしゴミ箱の蓋をめっちゃ揺らして威嚇してくるしかわいくない。
あとは車の話になっておれがハスラーに乗ってる話をしたら、奥様はオフロード車に乗ってるけどそろそろ買い換えようと思ってクロスビーを買いに行ったら1年待ちだと言われて困ったそうだ。
今そんなに人気なのか、あのでかいハスラーみたいな車。
その後なんだかんだ1時間くらい喋ってブログのQRコードの載った紙を渡すと、表のコルクボードに貼ってくれた。
これ以上いると1日中シゲチャンランドの虜になってしまうので泣く泣く出発する。
ワンモアカムイコタン
近くに来たのでカムイコタンに来てイチンゲの店に顔を出す。
ワンコの円空は元気かな?
と行ってみたら今回はおばあちゃんと旦那さんの2人がいた。
円空は相変わらずちょっと警戒してたがしばらくしたらまた触らせてくれた。
手を離すと鼻でつついて触るのを要求してくる。やっぱかわいい。
おばあちゃんは円空がお客さんに触らせるなんて珍しいと驚いていたが多分他のお客さんは犬との接し方がよくわかってないのだろう。
上から触ろうとするとそりゃビビるさとか偉そうなこと考えつつおばあちゃんと話す。
おばあちゃんは身内を交通事故で亡くされたとのことで、しきりに気をつけなさいと言われた。
おれでも死んだら悲しむ人はそれなりにいるだろうから安全運転で行こうと思った。
そのためのフルフェイスと面倒でもプロテクターは着るようにはしてるけど。
今のところは酷い怪我もしてないしこのまま行けたらいいけど。
本日のお宿 本別公園
本別公園に宿泊。無料で素敵。
雨降りの中さっさとテントを設営してその中でぼんやりする。
ふと目の前に1台のボルドールが入ってきた。
話してみると、東京から来たトヨタ社員の方だそうだ。
まさかのおれのと同じコットを使っててビビる。コット派北海道に来て初めて見た。
お話してリセールバリューのいいトヨタ車を教えてもらった。
ハスラーがどうしてもダメになったときの候補に考えておこうと思う。
話してる最中、隣のキャンピングカーの人がうちのビラ子のシャークマウスを褒めてくれた。
そして誰かを呼んできたとおもったら海外の方。
パットさんと仲良くなる。
おれが食べ物を持ってるか心配してくれたようだ。
小デブには何か食わせる必要があると思ったらしい。
どこから来たの?に対してなんか褒められたと勘違いしてありがとうと答えてしまうあたり、己のリスニング能力の低さを伺える。
そこからはなんとなく英語を思い出した気になって頑張って英会話チャレンジ。
パットさんは北海道以外はあんま行ったことないと話していた通り、石川県の場所をよく知らなかったのでgooglemapで見せた。
こういう時便利だね、そう、iPhoneならね。
まあおれのはiPodだけど。
そこからしばらく話をしてから、夕飯の支度にとりかかる。
パットさんけっこー日本語話せる。
とりあえず買ってきたマイタケをバター炒めにする。
きのこバター炒め まいたけアキコ
胸がキュンときた。それは心臓発作
という90年代後半あたりに当時小学生だったおれの中だけで流行ったOH!スーパーミルクチャンという病気みたいなアニメのネタを写真付きでTwitterに投稿したが誰も知らないか無視されたかどっちかの結果に終わった。
ラム肉もいっしょに炒めるも、ラムは別にした方がよかった。
一通り食ってぼんやりしてると隣のボルドールさんが帰ってきた。
今から食事のためにバーナーで炭を熾すと言うのでどんなものか気になったので見せてもらった。
ここで登場した焚き火台がなんとおれと同じものだったので大変驚いた。
まさかコットに続いて焚き火台までもか。
なんとなくこの人の部下になりたくなった。
バーナーすごい。あっという間に火がつく。
おれの井形に組んだキッチンタオルに火打ち石で火をつけるあの苦労はなんだったのかと思うくらいスピーディかつ確実につく。
100均の炭は1回で使い切るのにちょうどいい量らしい。おれも今度買ってみようかな?